
これまで人間が調査できなかった場所で
ウイルス・カビなど微粒子を捕まえます。
上空にはウイルスやカビが飛んでいる?
上空を流れる雲の中にも微生物がいると言われています。しかし、上空でに生物の調査は難しいものでした。
飛行機やヘリコプターを使った数千メートル~数百メートル上空の調査は知られていますが、人間の生活圏はもっと低い高度の空気が影響していると言えます。
ドローンの登場で低空の調査が可能に
飛行機などは低い高度を飛行することができません。
一方ドローンは低い高度を飛行することが出来ます。
これを利用して、有限会社森山環境科学研究所では「ATOM MAGIC SYSTEMS」として
微粒子を集めるドローンを開発しました。
飛行タイプ | 地上タイプ |
![]() |
![]() |
特徴
当社独自のサービスです。
飛行タイプ:高い場所でウイルスなどを集めます。
これまで調査が難しかった、屋外の高い場所(高度数十メートル~)で粒子を集めます。吸引力は毎分50Lです。
地上タイプ:走り回りながらウイルスなどを集めます。
最大毎分300Lの捕集装置(エアサンプラー)を搭載し、人間が入れない場所、人間が入ると汚染してしまう場所に入ってウイルスなどを集めます。
お問い合わせ
お問い合わせフォームから
お問い合わせください。
大気微粒子捕集サービス価格表
上空捕集タイプ(ドローン) | 1ポイント(税別) | 備考 |
地上または水上から150m未満の空域 | 30,000円 | 250L~500Lの空気中の微粒子を集めます。 |
地上または水上から150m以上の空域 | 60,000円~ | 高高度では滞空時間から、集める空気の量が減少します。 まずはご相談ください。 |
- 2ポイント以上のご注文から対応いたします。
- 捕集のみの価格です。捕集後の分析は別途料金を頂きます。
- 旅費(宿泊費や交通費)は別途頂きます。
お問い合わせ
お問い合わせフォームから
お問い合わせください。
導入事例
森林で上空のカビ(胞子)を集める事業に活用いただいています。
森林の上空を舞うカビの胞子を
集めているドローン
想定される活用方法
- 畜舎の家畜感染症管理
- 牛舎の病原微生物調査
- ニワトリに感染する鳥インフルエンザウイルス等の調査
- 豚に感染する豚熱ウイルス等の調査
牛舎での病原微生物調査
- 花粉の飛散量の調査
- NBCテロ発生時の現場初動(生物剤に対して)
- 避難所の感染症調査
避難所を想定した空間検査
お問い合わせ
お問い合わせフォームから
お問い合わせください。
よくある質問
Q.ドローンのプロペラの影響はありますか?
A. プロペラによる下向きの風(ダウンウォッシュ)の影響で
十分な空気を集めることが出来ないと懸念されますが
流体である空気はドローンの周囲から集まってきます。
特にドローンの上と横の空気をプロペラが集めて下に送っています。
逆にドローンのすぐ下の空気は集めにくいものです。
こうした特性を理解して捕集計画を立てる必要があります。
Q.他社で似たようなサービスはありますか?
A. 当社の調べでは学術関連で次のような事例があります。
この事例ではシャーレに自然に付着したものを分析しています。
当社との違いは短時間に大量の空気から、小さな粒子集める
装置を搭載している点です。これにより、よりたくさんの空気から
ラボで分析が可能です。
Q.集めた後はどのような分析ができますか?
A. 花粉やウイルス・カビなど、遺伝子を持つものであれば
PCR法で検出します。定量PCRを利用すれば濃度の測定も可能です。
是非お問い合わせください。
中部大学恵那研修センター体育館にてコロナウイルスRNA陽性コントロール(感染力なし)を噴霧し
飛行タイプ(アストロ)地上タイプ(ローバー)にて捕集した際の空間検査結果
グラフが上昇しているものは空気中のRNAを集めることが出来たことを示しています。
お問い合わせ
お問い合わせフォームから
お問い合わせください。
ATOM MAGIC SYSTEMSは有限会社森山環境科学研究所の登録商標です。